このページではFINVIZを使ってETFのヒートマップを見る方法を紹介します。
ETF単位でのお金の動きを見れば「株から債権にお金が移動している」、「株からコモディティにお金が移動している」といったお金の移動が直感的にわかります。
アップルちゃん
株とそのほかの資産の間でのお金の動きが見やすいので重宝するはず!
目次
FINVIZでETFのヒートマップを表示する方法・見方
ではまずはFINVIZのどこでETFのヒートマップが見れるのかを解説しますね。
表示方法
ETFのヒートマップは「Maps」から「Exchange Trades Funds※」を選択すれば見れます。
※ETF=Exchange Trades Fundsの略
以下の画像がETFのヒートマップです。
表示項目
ヒートマップはETFのカテゴリー毎にわかれています。米国だけでなく、コモディティや仮想通貨を対象にするETFも含まれるので、異なる資産の値動きの違いが直感的にわかります。
カテゴリー | 概要 |
---|---|
US | 米国を代表するETF |
US SECTOR | 米国内のセクター別のETF |
US LARGE CAP | 大型株ETF |
US MID CAP | 中型株ETF |
US SMALL CAP | 小型株ETF |
US VOLATILI | ボラティリティを対象としたETF |
GLOBAL | 世界の金鉱株 |
COMMODITY | コモディティ |
CRYPTO | 仮想通貨 |
FIXED INCOME | 債権 |
見方
株価が上昇しているETFは「緑色」、下がっているETFは「赤色」を表示し、色の濃淡が値動きの大きさを示す。
そのうえで以下のヒートマップを見てみてください。ココから何がわかりますか?注目してほしいのは、右上の部分が全体的に緑色になっていることです。
答えをいうと、上の画像のヒートマップからは、株や仮想通貨から全体的にお金が抜けて、その分がコモディティに流れていることがわかります。赤い部分から、緑色の部分にお金が移動しているわけですね。
まとめ ETFヒートマップから指数/セクター/資産ごとの動向がわかる
ETFのヒートマップをみれば、株のヒートマップからはわからない資産間のお金の移動がわかります。今回はシンプルな例を出しましたが、いろいろなケースがあるので、市場の状況を把握するためにFINVIZを活用して見てみてくださいね。
当サイトではFINVIZのヒートマップの使い方を丁寧に解説しているので、ぜひご覧ください!